蒜山ツアーデスク活動報告

  ~西村ガイドの活動報告~

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鏡ヶ成山麓スノースーのご案内は3月21・22・23日以外対応可能です お問い合わせ下さい



2015年03月28日  スノーシューで巨木巡り・・・山乗にて

真っ青な青空の下では・・・ よっ! 一年ぶり! この様なロケーションの中のアドベンチャーです その内賑やかな合唱が・・・
今日は相棒と、阿吽の呼吸でガイドです。小学生を中心とした野外活動のスポーツ少年団の方々をご案内。どこへ・・・って、スノーシューを履いて、雪山です。ちょっと珍しい・・・高梁市で野外活動をされている方々です。
烏ケ山の巨木巡りもいいですが・・・蒜山でも巨木巡りができるのです。大した巨木じゃないだろう・・・って、いやいや・・・なんと目通り4m70を超えるブナの巨木を始め、いろんな巨木が散在しているのです。春・秋には大薮漕ぎをしながら巨木を巡っています。それはそれで迷路を行くような、ドキドキ感満載のツアーです。
しかし、この時期ならではの巨木巡りができるのです。ネマガリダケは根雪の下に潰されています。雪山・・・というより雪の丘を散歩する感じなんです。

10メートル進むのに30分もかかった稀に見る大藪は60~80㎝の雪の下。一年振りに訪れる435㎝のブナへは僅か10秒・・・・。この日相棒は3メートルを超えるブナの巨木を新たに2本確認していました。山乗川の源流部には100本近い巨木が有りそうです。

尾根近くになればご覧のようにとても緩やかになります。自然観察や遊び・クイズを入れながらのアドベンチャー・・・いかがでしょうか?
詳しくはこのツアーを調査・企画している相棒の活動記録をご覧ください。
気になっていた津黒高原湿原にも寄ってみました。池を探してみれば・・・カエルの産卵が始まったばかりでした。
条件がよくなり、どれだけ湿原の動植物が増えるのか・・・ドキドキです。




2015年03月12日  ようやっと雪止む・・・

一昨日は20cm、除雪です。昨日は15cm・・・やはり除雪せずばなるまいて・・・
今日は・・・うっすらだけでした・・・ホッとしましたね。
ひるぜん下福田にある蒜山振興局からの朝の蒜山三座です。


日中は外出していてはっきりわかりませんが、やはり春の日射しがそこそこ雪を溶かしていました。
振興局前の雪はすっかり解けていました。春の雪はあっという間に消えてしまいます。
でも、高原道路に来ると根雪がまだまだあるので、新雪はそれほど溶けていませんね。
雲一つない夕焼け空・・・地元の方に方言で「つうつう暮れ」と呼ぶと教えていただきました。

夕焼けの残光でした。

今日もオレンジ蒜山でしたが、2月にアップしたのでもうアップしません。

 大山は・・・と思って撮ったのですが・・・

残念ながら、オレンジ大山は撮れませんでした・・・おそまつ。




2015年03月08日  銀のしずくふるふる・・・ほんとだ!

今日は烏ケ山巨木巡りスノーシューでした。昨日の雨は烏では雪からミゾレ、雨に変わったようです。
巨木が多くなるあたりから木々の枝がキラキラと輝いています。
樹氷・・・一般的には雪が木や枝に付いたものですが、なんと透明・・・凍っています。
おそらく雨氷の現象が起きたようです。
10時半ごろになると日射しでその樹氷がパラパラと落ちて来るではありませんか!

アイヌ(ウタリ)の詩に「銀の雫ふるふる」というのがありますが、これがそうなのかと・・・・見とれましたね~。
少し大きめの氷が頭に落ちてくるとちょっと痛かったりして・・・
私もそこそこ雪山に登りましたが、この現象は初体験でした。

ツアーのお客様には何ともラッキーなことでした。

ブナやミズナラなどの巨木を測定しながら、巨木を巡りました。

この木はざっと測って目通り5m18(実際は5m少しか?)・・・ミズナラです。

いろいろクイズや遊びも入れて・・・・5時間のツアー。

朝のうちは少し雲がかかっていましたが、すぐに晴れて日射しが出てくれ、お天気はほぼ満点でしたね。
ここを登ればグンと眺めがよくなります。谷には5人と10人くらいの二組が山スキーを楽しんでいました。

私たちの後を岡山から山頂に行く男性が一人。

ツアーではそこまで行きません・・・いや行けません。
でも、皆さんにしっかり満足していただけました。

バックには鏡ヶ成の象山、スキー場がきれいでした。




2015年03月06日  リベンジ・スノーシュー

天気予報は数日前は晴・・・昨日になって曇の予報に・・・オイオイ!ところが、今日はこんなふうでした!
津山から三平山へ・・・女性お二人のガイドです。
大山には少し雲がかかっていま一歩でしたが、日射しがあり、快適な登りでした。

数年前から二人で登り始めてあちこちの山へ。でも、スノーシューは初めてとのこと。
22日のツアーが悪天候で中止になったので、改めて依頼をいただきました。
この時期、これだけの天気はそうあるものではありません。

下山する頃には大山も烏も・・・もちろん蒜山も・・・360度見渡せました。

眺めの素晴らしさはやはり山に登らないとわかってもらえませんが、

私のエコツアーとしてのご案内はこんなことも・・・

グリセードならぬ尻セード。ここはかなりのロングコースでした。
これもいたくお気に入りいただけましたね。

 これはまだ登りの最中ですが、稜線に立つとさすがです・・・東の風が冷たい・・・

あさってのツアーは鏡ヶ成・烏の巨木巡りですが、

この時はまだ見えていません。

山頂で男性がお一人登って来られ、縦走されたようです。

三平山の南尾根への眺めは雪崩れていました。

雪崩れの形もさまざま・・・

ですが、もっと面白い写真はここには載せません・・・あしからず。

今日の新発見はこれです!

わかる人には分かる・・・

まあこれが何かは、ツアーに来ていただければ・・・(笑)




2015年03月03日  三平山スノーシュー・・・2

毛無山方面です。去年のようないいお天気ではなかったのですが、3月6日には女性お二人をご案内予定です。

22日のツアーを雨予報で中止にしたので、日を改めて来ていただけます。幸い天気予報は晴・・・ありがたいことです。

その前は3,4日は雨かミゾレか雪か・・・微妙なところですが、果たしてどんな景色になることやら・・・

こんなものが見られればいいのですが・・・

山頂ではこのサイズのエビの尻尾でした。

大山山頂ならともかく、

たかだか300m少し登って、標高1000mほどで見られるのです。

なかなかのサイズですよ。

今回の登山ではこんなものや、

こんなものが見られました。

 東面の雪崩の跡ですね。三平山では、雪崩に近づかなければ全く怖さも感じません。

写真で見るより、やはり実際の方がきれい・・・

高感度のカメラは使いません・・・私はガイド・・・登って見てほしいのです。

登った方々も多かったでしょうが大山山頂は雲の中・・・

土塁の看板は雪に埋まっていました。足あとは県境登山道に向かっていました。
この時は正面登山道からの踏み跡はありませんでしたね。さて、私たちはどんなふうに下山したのか・・・ヒミツですね。
しっかりご同行の女性には笑っていただきましたよ。

 募集中のツアーは鏡ヶ成山麓と象山スノーシュー、烏ケ山巨木巡りスノーシュー(山頂は目指しませんが、そこそこ・・・)。

その前に1~3日は、大山町で講習会に参加しています。




2015年02月25日  集客の難しさ・・・

集客の難しさ・・・っていうか、ガイド業の全てが試行錯誤の毎日なんですが・・・
関西圏から中京圏、東京圏とは離れていますからこの近辺の観光地は、少ないパイをお互いが奪い合っている・・・それが現状ですよね。

蒜山ツアーデスクとして発足以来、3年半になります。相棒と二人三脚、それぞれにできることを精一杯やってきました・・・
毎年、それなりに少しづつ来ていただく方が増えています。ありがたいことです。でも、まだまだ・・・なかなか思うようにはなっていませんね。
協力していただく方ができ、団体さんにも対応できています。ただもっと仲間を増やすことが大事なんですが・・・。
そのためにも多くの方々に来ていただかないと・・・若い方の定職として成立するには程遠いのが現状です。
仕事量とガイドの数・・・この辺が難しいところです。

とりあえずは、お客様に満足していただいて、リピーターを増やす・・・HPやブログでその魅力を発信する・・・
マスコミにプレゼンして取材していただく(相棒の努力はすごいです!)・・・いろんな企画、ツアーを考え、その内容をバージョンアップする・・・
・・・
まあ、やはり手の内の全てを、ここには書けません・・・自分たちが努力することは、それなりになんとかなります。というか、やるしかありません。

しかし、外部の方に協力していただかないとできないことが・・・一緒にやって・・・協働して実施して・・・集客を分担して・・・
となると、自分たちだけではできないわけです。その点で、まだいろいろとネックになっていることがあるのです。
蒜山全体でそのことについて話し合う場があればいいのですが、残念ながら・・・ありません。
作ればいい・・・とはいうものの、現状は・・?・・なんですね。

ここで、こんなことを書いてもあまり意味がありません・・・私たちのツアーは楽しいですよ・・・とCMすること。
でも、ガイドですから、やっていること全部をアップはできない・・・どの程度アップするのか、むずかしいところです。




2015年02月21日  青空の下に・・・

往復で1時間ちょっと登ってきました。登るはずの三平山を遠望するだけでしたが、明日のツアー中止が残念で、うじうじする気分を晴らそうと・・・

今日は上蒜山スキー場もリフト待ちのアナウンス・・・ゲレンデもそこそこの人出です。




2015年02月15日  かまくら & スノーシュー

今日は休暇村でイベント・・・?!いえいえ、県南から観光バスでお客様です。リョウビさんのツアー。
かまくら作りや雪遊びに、幼児を含んでお父さん・お母さん、若者など40名近く。

相棒がプレゼンテーションに力を入れて、今年で3年目、 
今年はかまくらだけでなく、希望者にはスノーシューも是非と、ご提案・・・。
かまくら作りと言っても・・・すぐには、簡単にはできませんよ。相棒が昨日2時間かけて、事前に雪の山を・・・
今朝は、私が滑り台部分を追加・・・こんな風です。バスが着いて、皆さんと一緒に1時間半ほどかまくら作りです・・・
とは言っても、小さな子どもたちには無理・・・雪だるまなどで雪遊び。
楽しむこともないと・・・滑り台はかまくらの上、2mの高さから・・・
上から落ちないようにサポートしながら1~2秒ほどの冒険です。結構楽しめますよ。で、完成したのがこれです。

穴の中に入ってみると・・・まあ経験しないとわかってもらえません。
滑り台はどこかって? この反対側なので見えません。わいわい楽しめるかまくらですが・・・
スコップなどの道具や手順、ノウハウ・・・があって、下準備の時間を確保してるからこそ、できることですよ。
多くの方々が午後は休暇村の斜面で雪遊びとラドン温泉入浴。

で、希望者はスノーシューということなんですが・・・スノーシューの方は・・・なんと3名・・・!
ちょっと淋しかったのですが、しっかり楽しんでいただきました。

ほんとは6名だったのですが、「温泉に入りたかったので」と3名がキャンセル!
その理由は「スノーシューって、雪の上を歩くだけでしょう」・・・て、そんな!
いえいえ、私たちのツアーはそんな単純なものではありません・・・
体験された3名の方々は絶えず笑顔でしたよ。
あれこれコースを工夫・・・仕掛けもいろいろ・・・ちょっとした豆知識も・・・。

新雪で誰の足あともない雪の原を行くと・・・いろいろ発見もあるものです。今回は2時間の初心者コースでした。
もっと体験したいというような・・・で、次回は4時間程度の登山やトレッキングを是非にと、お勧めしましたね。




2015年02月14日  蒜山はマイナー?・・・なんとも

新雪です・・・時たま日射しも・・・今日、明日は雪山へ行くにはもってこい。 予定では今日はこの上蒜山六合目スノーシュー登山でしたが・・・
お客様がありません・・・とほほ・・・おそらく大山は大賑わいでしょうね。

11日の下蒜山は7名のご参加がありましたが、ほかには全く踏み跡がありませんでした。
やはり蒜山はかなりマイナーな山なんでしょうかね~。
私としてはいろんな山がありますよ、それなりに面白いですよと言いたいのですが、
山陰では大の大山ファンがたくさんいらっしゃるようで・・・大山以外は山ではない・・・・何度でも登って・・・
これで〇〇回登ったと・・・悪く言えば「大山バカ」といえば失礼になりますか・・・
標高差もそこそこあり、天候にも左右され、滑落しないようにアイゼン装着・・・
大山は結構ハードルが高い山ですよね。

その点、私のご案内している蒜山の山々は標高差300~400mそこそこ、滑落する危険性も少なく、というかまずないかと・・・
初心者でも安心できるスノーシューを装着して、それなりの・・・大山とは違った眺めが楽しめるのですが・・・。
冬山の初心者の方、冬山ってどんな感じ・・・?と思っている方、蒜山ならではの冬山の楽しみ方も伝授します。
2月22日は三平山山頂に登ります。3月の土日は烏ケ山巨木巡りや鏡ヶ成・象山トレッキング。いかがでしょうか・・・
ちなみに三平山は現在3名のお申し込みがあり、催行決定です。写真がないのかって・・・去年は最高の天気でしたよ.。
 

こんな風に、大山の遠望ができればいいのですが・・・

一昨年は晴れ間はわずかでしたから、お天気ばかりは保証できません。

私のツアーでは昼食も取って4時間ほど、小学高学年ぐらいから・・・

大山ではできないような遊びをしていただきますが・・・。




2015年02月04日  ガイド講習会 イン 大山町

大山のモンベルの南側の雪原で・・・ 6班に分かれて、二日目のプログラム作りの実習です。
 この三日間、大山町でガイドの講習会に参加。ガイドと言っても、エコツーリズムガイド。
エコツアーをご案内するガイドです。登山、カヌー、ラフティング、スノーシューなどのスポーツから
野鳥観察や自然観察、無人島の旅、町巡りまで幅広い内容です。
エコツアーというのは
   自然や街並みなど地域の資源・財産を
   地元のガイドの案内を通して
   より深く、より楽しく、より安全に
   観光客の皆さんに体験して頂こうということです。
一昨年の1~2月にも講習会があり、随分熱くなってしまいました。
なつかしい・・・
(詳しくは以前の記事をどうぞ 2013年1月30日、2月7、13日

・・・2月13日のブログは、思いのたけをぶつけましたね~)

・・・今回もそれなりにいい刺激になりました。

価格設定の考え方は、改めて実感ですね。ガイド業が成り立つには、安易な安売りツアーでは不可能・・・
もちろん、価格に見合うサービスを提供できることが前提ですよ。
努力や勉強もしないで安易にガイドを名乗ってほしくはない・・・

ガイドの評価は、その地域の評価にもなります。
もちろんガイドだけでなく、宿泊施設なり、買い物のお店や食事するお店も・・・
地域でしっかりした体制を整えていることが、お客様に来ていただくことに繋がります。
ガイドも、地域の評判も含めて、さまざまな責任を負っていると思います

ガイドの資質は何か・・・
講師陣のお話からは以下のような回答がありました。

基本的な自然の知識や技術はもちろんですが、
自分を愛せているか、人が好きかどうか、チームプレーができるか、補完し合えるか、
一緒に楽しく食事できるか、気配りができるか、根性があるか、笑顔で対応できるか・・・
・・・改めて自分を見直すことができましたね。




2015年01月31日  県南から子どもたち・・・

雪恋まつりの一日目ですが、

私はガイドでお出かけです・・・

県南から30名ほど・・・雪の世界に親しんでいただこうということです。

相棒は高学年、私は低学年、とその保護者の方々をご案内。
初めての方ということで、3時間・・・まあ、お散歩程度ですが・・・
ここ4日間連続の降雪ということで、きれいだし、なかなか気分がいい・・・

ツララもあって、みんな夢中です。
剣のようなツララ、太いツララ・・・まあいろいろです。
自然観察もあれこれ・・・
どんなことをしたかって?
・・・いやいや、来ていただかないと・・・・ 

山乗不動滝へはちょっと危険なので、入口まででした。

なかなか幻想的です。

最後はやはり遊びを取り入れて・・・

しっかり楽しんでいただいたかと・・・